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視点を定め、学校を比較する  [偏差値に左右されずに、学校を選ぼう]

 

  秋の学園祭シーズン、休日はきっと、大忙しですよね。たくさんある中高一貫校のなかから、第一志望校、そして親として絶対に落としたくない学校をどうやって見つけるか。





図書館とトイレに注目してみた

  各学校を比較するわけですから、わが子の個性をふまえて、自分なりの視点を決めて、学校を訪ねてみましょう。

うちの場合は、花蓮が本好きだったので、どの学校も図書館には必ず足を運びました。蔵書総数はもちろん、広さ、机や椅子などの配置…………。並みの公立図書館より充実していそうな学校もあるし、蔵書の数は多くても、スペースの関係で入れ替え式、工夫している学校もある。また、背表紙を見て歩くだけでも、環境問題など現代社会への関心の高さがうかがえたり、職業についての本を並べたコーナーがあってキャリアにかなり力を入れていると感じられたり、その学校の特色が伝わってきました。

もう1つ、必ずチェックしたのが、トイレ。女の子ですから、個室の数と広さは充分かどうか、サニタリーボックスの使い勝手、また鏡の大きさや照明…………。施設の新旧は、私にとってはあまり問題ではありませんでした。古くても、よく手入れがゆきとどいていればOK。光は蛍光灯だけでなく、できれば自然光も入ってきてほしい。鏡は大きいほうがいい。全身が映る鏡があれば、なおいい。花はあってもいいけれど、さり気なく置いてほしい…………全部、まったく個人的な好みです。女の子にとって、トイレは、身だしなみを整える大切な場所。そして学校生活のなかでいろんな出来事があったとき、自分を見つめなおしたり、気持ちを立て直したりする場所でもあると思います。トイレ1つをとっても、その学校が感じられる…………。

 

 


積極的に話しかけてみよう

 

  学園祭に出かけたら、在校生にできるだけ話しかけてみましょう。きっかけとして、私はよく場所をたずねました。「図書館は、どこですか」「礼拝堂はどちらですか」「○○部へはどういけばいいのですか」などなど。すると、たいてい案内してくれました。

その道すがら、今度は学校生活について質問しました。「何年生?」「何部?」くらいから入って、学園祭の準備はどんなだったか、そして普段のクラブ活動の内容をたずねました。さらに、相手が一年生だったら学校にすぐ馴染めたか、ついていくのが大変な科目はあるかどうか、五・六年生には、学年が進むにつれて学園生活はどう変わったか…………。

返事の内容はもちろん大切な情報ですが、むしろ、その表情や言葉遣い、会話をやりとりするときのテンポ、反応の仕方などから、いろんなことを感じました。何人かと話すと、その子の個性もあるけれど、在校生共通の雰囲気、トーンのようなものが浮かびあがってきます。あるいはもっと具体的に、「花蓮と友達になれそうだな」とか「素敵だけれど、ちょっと雰囲気が違うなぁ」といった感想をもったこともありました。

 





わが子の表情をキャッチしよう


学園祭のときにはトイレもきれいにカラフルな飾りつけがしてあったり、図書館も入れなかったりする場合があります。わが子がいい感触を持っている学校へは、お祭りのときとは違った普段の顔を、授業見学会や体験授業、学校説明会などで確認してみましょう。自分なりの視点をもって、ぜひ比較してみてください。

  また逆に、親が先に学校説明会でチェックして、「いいな」と感じた学校の学園祭や体験授業に、子供といっしょに出かけてみましょう。両方を平行して、学校選びを進めてくださいね。どのやり方がいいなんてこと、ないと思う。自分なりの視点をもつことが大切なんだと思います。また、偏差値が高い学校は、最初、何となく敷居が高く感じたりしましたが、気にせず、どんどん出かけました。いろんな学校を見ることで、親の目も磨かれると思ったからです。

注意点が1つ。「この学校、いいよね」「素敵ね」といった言葉を親のほうから口にしないこと。どうぞ、親の考えを押しつけたり、誘導しないであげてほしいなと思っています。帰り道、何気なさそうに「どう?」くらいにとどめて、わが子の様子をようく観察してみてください。わが子の微妙な表情の違いをキャッチしてあげてください。

 

 

 

親としての自分を信じよう

  「第一志望校」が子供の考えと意思を尊重して選ぶものだとすれば、「親として絶対に落としたくない学校」は、親の考えと意思が優先します。ポイントは1つだけ。出かけていった学校(この場合は学園祭ではなく、普段の学校)を移動しているときに、その学校で過ごしているわが子のイメージが、ふっとわいてくるかどうか。

キャンパスを歩いている姿。図書館で本を読んでいる姿。部活で汗を流している姿…………。どんなシーンでもいい。わが子が居心地よさそうに過ごせそうか。もっと言えば、わが子の居場所があるかどうか。



学校に出かけたら、目を閉じて、偏差値一覧表から離れましょう。そしてわが子に焦点をあててみましょう。大事なわが子にとって、この学校はフィットするのか…………。わが子のことを一番よく知っている、親としての、自分の感覚を信じましょう。そうして、決断してくださいね。







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ようこそ!

 

中学受験を終了されて、いろんな感想を綴ったコメントを送ってくださって、ありがとうございました。

お返事を書きました。
今は、おたよりのページの整理が追いつかない状態ですが、少し時間をかけて、また、「風は、うたう」のページにまとめていこうと思っています。

今日も、来てくださって
ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]ゆのさんへ [かわいい]輝ママさんへ 
[かわいい]さくらさんへ [かわいい]アルゴさんへ 
[かわいい]みどりいろさんへ [かわいい]chanchanさんへ

[かわいい]そして最後まであきらめないで
走り抜けたみなさんへ


長い長い間、ほんとうにお疲れさまでした。
親子で走り続けることって、いいときばかりではなくて、むしろ辛いときや、投げ出したくなるときのほうが多い。それが中学受験を終えたときの、私の率直な感想でした。
でも、それを最後までやりとおしたことって、すごいことなんですよ。─── そして走り続けた、おひとりおひとりの日々を思うと、ほんとうによくやってこられたと思います。

決して、結果ではない。後悔しないこと─── それが一番大切だと、私は思っています。だって、それが生きるということじゃないですか。


その大切さを伝えたくて、あえて「全落ち」という言葉を使って、今回の記事は書きました。後悔しない日々の先にこそ、必ず道は開けてくる。たとえ、いま涙を流そうとも、たとえ少し時間がかかったとしても………。 必ず道は開けると、私は信じています。

わが子の居場所が感じられる学校に進学された方も、また合否にとらわれずに、最後までお子さん自身の意志を尊重された方も、みなさんの手のなかには、その結果以上のものが、わが子との間に確かにあると感じていらっしゃるのではないでしょうか。

そして中学受験、道半ばのみなさん、どうか今日一日を大切に。
わが子との一瞬一瞬を大切に、過ごしていってください!

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]さくらさんへ
このブログを読んでくださるみなさんへ

さくらさん、このブログが心の支えだったと言ってくださって、こんなに嬉しいことはありませんでした。
わたしのほうこそ、ありがとう!

去年、中学受験を闘った私自身、正直、辛いことが多かった。
受験ですから、競争ですから、それにママ友をつくるのがあまりうまくない私にとって、試行錯誤の日々でした。

ひどく孤独ななかで感じたり、考えたり、また見つけた方法を、できるだけ多くの中学受験をするお母さん方に知ってほしいと思って綴りました。


ひどくムラのある投稿にもかかわらず、
アクセス解析をみると、深夜でも、早朝でも、どの時間帯も、いつも、何人もの方が必ず読んでくださっているということが、
このブログを書き続ける、私の心の支えでした。
心から感謝しています。ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

 コメントのお返事について

お便りのお返事のページが、「あなたに エールをおくる」のなかにあります。
最初、お返事はいつも、トップページに掲載し、そのあと、消してしまわずに、お便りのページに移動します。このブログを読んでくださっている、みなさんに向けたメッセージでもあるので。
タイトルは「風は、うたう」────いつでも、どうぞ、訪ねてみてください。

                      <2012年 中学受験体験記>

  風のように

さわやかに吹く風のようでありたい。
ブログデザインのイメージ「草原の風」は、私のテーマのひとつです。

                      <2012年 中学受験体験記>