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星の数に頭をかかえた、最終模試 [入試へのカウントダウン]



 「けっこう、できたよー」
 試験直後の花蓮の感想どおり、実際、出来は悪くありませんでした。百歩譲っても、いつもどおりのはずでした。志望校への合格判定をかねた六年最後の公開模試――ところがふたを開けてみれば、その大切なテストで、花蓮は大きく星の数を減らしてしまったのです。第一志望校はおろか、親として絶対に落としたくない学校もあやしい……。押さえ校のみが合格ラインに達しているという、最悪の状態。

 まだ1ヶ月ある。
がんばろう――花蓮の前ではつとめて平常心をよそおったものの、その衝撃はすさまじく、何かの間違いではないかと、何度もパソコンを開いたものでした。でも、星の数は変わらない。増えてはくれなかった。











最終模試での敗因分析





 最終模試での敗因はどこにあったのか。今なら冷静に考えることができます。



 第一は、過去問重視の家庭学習。秋から開始された志望校の過去問――花蓮の場合は、とくに11月以降、どんどんこなさないと追いつかない状況でした。授業は真剣に聞いていたし、家に帰ってくると、もちろん振り返りもしっかりやっていました。でも、土曜日の午前中――以前は塾内テストの振り返りと各教科の一週間のこぼれを拾っていた時間が、過去問に費やされてしまっていた。過去問を次々こなすにはこの時間しかなかったけれど、早い話、テストの振り返りが二の次になってしまっていたのです。これが一番の敗因でした。

 第二には、一般受験生が大きく増加したこと。六年生になると、他塾などから腕試し組みが公開模試に参戦してきます。その数はじりじりと増えて、最終模試では最高潮に。受験者数の増加は、数だけでなく質にも影響を与えます。その意味では、ほんとうに志望校の合格判定を問う公開模試といえるわけなのです。
 第三は、当然のことながら、みんな相当仕上げてきていたということ。気合い充分だということ。そりゃそうですよね。誰もが必死なのだから、ちょっとしたことが影響する。――下がらなければ上出来といわれますが、実際、すこしでも気を抜けば、成績を落としかねないのが、この時期の恐さかもしれません。







 もう後がない――最後の公開模試の結果は、大きく響きます。子どもにとっても、親にとっても。よかった場合はそれいけドンドンなのでしょうが、うちのように沈んだ場合、そのダメージは計り知れない。だから最終模試の前には、過去問も仕上げなくてはならないけれど、塾内テストの振り返りのために、ぜひ時間をとってあげてほしい――そう、お伝えしたかったのでした。





 最終模試が過ぎてしまってからの情報で、ごめんなさい。





 せめて現在の五年生、四年生がいかしてください。











偏差値の差なんて、はね返そう!





 もともと学習塾が主催する公開模試は、その塾内生に有利といわれています。学習塾の特色が公開模試にも反映される。他塾の受験生に比べて塾内生のほうが、その塾の設問の仕方にも慣れているし、試験内容もカバーしやすい。だから、直前に塾内テストの振り返りをするだけで点数がアップして、それが偏差値に反映される。メリットは非常に大きいのです。





 たとえば偏差値の3ポイント差って、大きいですよね。でも、公開模試の直前に塾内テストを振り返ることで、2~3ポイントアップすることができる。だとすれば、裏を返せば2~3ポイントのダウンに必要以上に振り回されるべきではないともいえる。とくに毎日、着実にやるべきことをしっかりとやってきたのだとすれば、動揺しないことのほうが大切ではないでしょうか。







 六年最後の公開模試の結果をうけて、受験校を再度、検討していらっしゃるご家庭もあることでしょう。併願校を変更するべきか、あるいは増やすべきか……。さまざま悩ましい問題ですよね。
 うちもどうしようかと考えました。最終模試で減ってしまった星の数を数えながら――「これじゃ、落ちる」と花蓮。確かに、そうとう厳しい。変更したほうが無難かもしれない……。頭をかかえるようにして、私の膝に顔を埋める花蓮にたずねました。
 「第一志望校、行きたい?」
 「行きたい」
 「――まだ、ジタバタできるよ。花蓮が本当に行きたいと思う気持ちをぶつける時間、あると思う」







 自分で「わかった」と納得しないと前に進めない花蓮。その花蓮が気づいたのなら、気づいたその日、その瞬間から始めればいい。そして、そのまま進めばいい。

 星の数を減らしたことで、逆に、花蓮は本気になりました。その夜から、恐いくらい真剣に机に向かいました。翌朝も決めた時間にスパッと起きて、次々に課題をこなしていく――別人のようでした。
 もっと早くに気づけばよかったのに……。もうあと、1ヵ月しかない……。親ですから、いろいろな気持ちはありました。でも同じくらい、中学受験のためだけに、私は花蓮を育ててきたのではないとも思いました。間に合わせるための子育てをしているのではないとも。





 最終模試で星の数が減ってしまった……。もしかしたら、その結果を引きずっている方がいらっしゃるかもしれません。どうぞ、過去の星の数などに、振り回されませんように。
 入試まであと1ヵ月を切って、むしろここからが本当の正念場。今日一日、そしてこの一瞬を大切に、ブレずに照準は第一志望校! そして親として絶対に落としたくない学校!!

 前進! そう、前進しましょう!!!







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ようこそ!

 

中学受験を終了されて、いろんな感想を綴ったコメントを送ってくださって、ありがとうございました。

お返事を書きました。
今は、おたよりのページの整理が追いつかない状態ですが、少し時間をかけて、また、「風は、うたう」のページにまとめていこうと思っています。

今日も、来てくださって
ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]ゆのさんへ [かわいい]輝ママさんへ 
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[かわいい]そして最後まであきらめないで
走り抜けたみなさんへ


長い長い間、ほんとうにお疲れさまでした。
親子で走り続けることって、いいときばかりではなくて、むしろ辛いときや、投げ出したくなるときのほうが多い。それが中学受験を終えたときの、私の率直な感想でした。
でも、それを最後までやりとおしたことって、すごいことなんですよ。─── そして走り続けた、おひとりおひとりの日々を思うと、ほんとうによくやってこられたと思います。

決して、結果ではない。後悔しないこと─── それが一番大切だと、私は思っています。だって、それが生きるということじゃないですか。


その大切さを伝えたくて、あえて「全落ち」という言葉を使って、今回の記事は書きました。後悔しない日々の先にこそ、必ず道は開けてくる。たとえ、いま涙を流そうとも、たとえ少し時間がかかったとしても………。 必ず道は開けると、私は信じています。

わが子の居場所が感じられる学校に進学された方も、また合否にとらわれずに、最後までお子さん自身の意志を尊重された方も、みなさんの手のなかには、その結果以上のものが、わが子との間に確かにあると感じていらっしゃるのではないでしょうか。

そして中学受験、道半ばのみなさん、どうか今日一日を大切に。
わが子との一瞬一瞬を大切に、過ごしていってください!

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]さくらさんへ
このブログを読んでくださるみなさんへ

さくらさん、このブログが心の支えだったと言ってくださって、こんなに嬉しいことはありませんでした。
わたしのほうこそ、ありがとう!

去年、中学受験を闘った私自身、正直、辛いことが多かった。
受験ですから、競争ですから、それにママ友をつくるのがあまりうまくない私にとって、試行錯誤の日々でした。

ひどく孤独ななかで感じたり、考えたり、また見つけた方法を、できるだけ多くの中学受験をするお母さん方に知ってほしいと思って綴りました。


ひどくムラのある投稿にもかかわらず、
アクセス解析をみると、深夜でも、早朝でも、どの時間帯も、いつも、何人もの方が必ず読んでくださっているということが、
このブログを書き続ける、私の心の支えでした。
心から感謝しています。ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

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