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最後の夏をいかす 「過去問ノススメ」 [入試へのカウントダウン]

 

  コチ、コチ、コチ、コチ…………。静かな室内に響く時計の音。背筋をピンと伸ばして、いつになく緊張した面もちの花蓮。時計の針が9時きっかりを示すと────。
  「始めてください」 (これは私の声)
  鉛筆を手にとると、花蓮は名前を記入。素早く問題用紙を開き、1時間め、国語の文章を熟読し始めました。
  第一志望校の前年度入試問題の全通し────あらかじめ第一志望校の入試問題と解答用紙をコピーしておき、受験本番と同じように、点呼時間には席につき、本番と同時刻に開始。まったく同じ休憩時間をはさんで、4教科の入試問題を一気に解く。場所だけは自宅のリビングでしたが、塾の前期の授業が壮行会で幕を閉じ、夏期講習会が始まるまでの短い空白の期間を利用して行いました。本番さながらに。花蓮、六年。最後の夏────去年の7月18日(海の日)のことでした。

 

  塾では、過去問はまだ眺めるだけにしてほしいというお話しでした。今やると、自信をなくすからと。一理ある。確かに。
  でも、それはやっぱり、子どもの学力や教科バランス、そして性格によっても事情が違うと思うんですね。過去問全通しを、私が敢行した狙いは、大きく2つあります。
  1つめは、中学受験生として、花蓮が覚醒することを期待してた。もう夏だというのに、花蓮はとてもとても本気とは言い難かった。しかし、あのマイペースでのんびり屋の花蓮でさえ、過去問全通しを体験すると、大いに感じるところがあったようで、しっかりと志望校に気持ちが向かいました。(ただし、1週間くらい。緊張感を夏休み中、維持するのは難しかった。いつのまにか、いつものマイペース花蓮にもどってしまいましたが…………。それでも1週間は大きい!)

  2つめは、最後の夏を最大限にいかしたかったから。半年後にはもう入試が迫っている。泣いても笑っても、結果は出る。それは事実。だからこそ、これまで2年半かけてめざし、勉強してきたことを試すとは、どういうことなのか。問題が解ける解けないよりも、何が待っているのか。憧れの志望校は、その日、どんな顔を見せるのか。何も知らない花蓮に、すこしでも具体的に体験して、実感してほしいと思ったのです。

 

  やってみて、よかったと思っています。秋になると、過去問演習がバラバラバラと五月雨式に始まる。とくに算数の開始は最後。11月に入ってから過去問にとりくむわけで、算数が苦手な花蓮の場合、そんな時期に初めて問題を見て真っ青になってたら、きっとひどく焦ってた。入試までの時間がない分、ずっとショックも大きく、お手上げだったと思います。ちょっと無茶かもしれないけど、同じショックをうけるなら、早いほうがいい。ショックから立ちなおる時間もあるし、どうすればいいかを考えて、行動に移すこともできる。夏休み前なら、まだ、時間と気持ちの余裕があると思ったんですね。第一志望校の問題にふれてみて、課題が見つかった科目もあったし、嬉しいことに、花蓮自身が手応えを感じた科目もあった。これは大収穫でした。

  全部でなくてもいいんです。部分的でもいい。2科目だけ。国語と、算数は計算問題だけの限定国算コースをお勧めします。
  国語はもう、できますよ。実際、4科の先陣をきって、夏が終わるとすぐに過去問演習を始めますから。試験時間内に、どのくらいの量の文章を何本読むのか。設問は記述中心か。漢字はどんなレベルか。算数の計算問題も、基礎的な計算力を問うのか。かなり高度で総合的な情報処理能力が問われるのか。実は、この2科目だけでも、かなり学校によって特色がある。限定コースでも、志望校について得る情報は多いはず。

  第一志望校が決まっている。そして、その学校への本人の意思が固い。それなら過去問にチャレンジしてみてほしい。多少の試練は覚悟のうえ、最後の夏を最大限にいかすために────。

 

 

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ようこそ!

 

中学受験を終了されて、いろんな感想を綴ったコメントを送ってくださって、ありがとうございました。

お返事を書きました。
今は、おたよりのページの整理が追いつかない状態ですが、少し時間をかけて、また、「風は、うたう」のページにまとめていこうと思っています。

今日も、来てくださって
ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

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[かわいい]そして最後まであきらめないで
走り抜けたみなさんへ


長い長い間、ほんとうにお疲れさまでした。
親子で走り続けることって、いいときばかりではなくて、むしろ辛いときや、投げ出したくなるときのほうが多い。それが中学受験を終えたときの、私の率直な感想でした。
でも、それを最後までやりとおしたことって、すごいことなんですよ。─── そして走り続けた、おひとりおひとりの日々を思うと、ほんとうによくやってこられたと思います。

決して、結果ではない。後悔しないこと─── それが一番大切だと、私は思っています。だって、それが生きるということじゃないですか。


その大切さを伝えたくて、あえて「全落ち」という言葉を使って、今回の記事は書きました。後悔しない日々の先にこそ、必ず道は開けてくる。たとえ、いま涙を流そうとも、たとえ少し時間がかかったとしても………。 必ず道は開けると、私は信じています。

わが子の居場所が感じられる学校に進学された方も、また合否にとらわれずに、最後までお子さん自身の意志を尊重された方も、みなさんの手のなかには、その結果以上のものが、わが子との間に確かにあると感じていらっしゃるのではないでしょうか。

そして中学受験、道半ばのみなさん、どうか今日一日を大切に。
わが子との一瞬一瞬を大切に、過ごしていってください!

                      <2012年 中学受験体験記>

[かわいい]さくらさんへ
このブログを読んでくださるみなさんへ

さくらさん、このブログが心の支えだったと言ってくださって、こんなに嬉しいことはありませんでした。
わたしのほうこそ、ありがとう!

去年、中学受験を闘った私自身、正直、辛いことが多かった。
受験ですから、競争ですから、それにママ友をつくるのがあまりうまくない私にとって、試行錯誤の日々でした。

ひどく孤独ななかで感じたり、考えたり、また見つけた方法を、できるだけ多くの中学受験をするお母さん方に知ってほしいと思って綴りました。


ひどくムラのある投稿にもかかわらず、
アクセス解析をみると、深夜でも、早朝でも、どの時間帯も、いつも、何人もの方が必ず読んでくださっているということが、
このブログを書き続ける、私の心の支えでした。
心から感謝しています。ありがとう。

                      <2012年 中学受験体験記>

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タイトルは「風は、うたう」────いつでも、どうぞ、訪ねてみてください。

                      <2012年 中学受験体験記>

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                      <2012年 中学受験体験記>